昨晩夜20時のニュースを見たところ,クシュネル外相がでて積極的に色々な案件に付き説明を加えていくのです。ロシアのグルジア侵攻については厳しい批判をして,キャスターがそうなるとまた冷戦になるのではと話を向けると本当の戦争はHOT WARなのだからCOLD WARの冷戦なら全く構わないと言い切るあたり,その迫力にはすごいものがありました。国境なき医師団という組織を作りあげ,社会党の人なのにサルコジ大統領が閣僚に引っ張ってきたそうな。何といっても格好がいいですね。
その後のニュースはアフガニスタンで最近10人のフランス軍人が戦闘で亡くなった件についてでした。今回の戦闘で20歳で亡くなった息子のお父さんが出てきて,外相の脇に座りました。日本なら涙ながらに,もう息子は帰ってこない,いつまでこんな状態を続けるのかということになるのでしょうが,そのお父さんは,まだティーンエージャーみたいなものだったが,無駄死にではない,テロリストをやっつけるために戦ったのだと。息子が亡くなった後の軍,同僚の対応にお礼を言うのも忘れずにです。そのお父さんを見つめる外相の視線。サルコジ大統領もその部隊のあるフランスの基地に出向き,家族の方々に弔問をされていましたが,泣いているシーンは全く流されませんでした。
10年以上も前になりますでしょうか,日本がPKFで送り出したグループは,警察官だったと記憶してますが,一人が運悪く戦闘に巻き込まれ亡くなった際,一人の警察官がインタビューに応えて,あと何人死んだら日本に返してくれるんだ,といったのを今だよく覚えています。
一生懸命話すお父さん,それを横から見つめるクシュネル外相の視線,テレビでこんなシーンが見れるなんて本当に感激しました。


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